2025/12/10 2025年版!おすすめのエコキュートをメーカー別に徹底解説
光熱費の高騰が続く中、家庭のエネルギー消費を抑える切り札として、改めて「エコキュート」への注目が集まっています。しかし、いざ導入しようと調べ始めても、パナソニック、三菱電機、ダイキンなど多くのメーカーから多種多様なモデルが販売されており、「結局どれを選べばいいの?」「我が家に最適なエコキュートはどれ?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
2025年のエコキュート市場は、単なる「お湯を沸かす機械」から、AIによる学習機能や太陽光発電との連携、そして入浴時の快適性を高めるマイクロバブル機能など、生活の質を向上させるスマート家電へと進化を遂げています。
この記事では、主要6大メーカーの特徴や最新機能、実際の評判までを徹底的に解説します。また、メーカーごとの強みや「おすすめの機種」、そして失敗しない選び方のポイントまで詳しくご紹介します。この記事を読めば、あなたのご家庭にぴったりの一台が必ず見つかるはずです。
メーカー別のエコキュートのシェア率

エコキュートを選ぶ際、まず気になるのが「みんなはどのメーカーを選んでいるのか?」という市場の動向でしょう。多くの人に選ばれているメーカーには、それだけの理由があります。信頼性、機能性、サポート体制など、シェア率は製品の実力を測る一つの指標となります。
パナソニック・三菱電機・ダイキンの3社でシェアの大半を占める

2024年から2025年にかけてのエコキュート市場においても、パナソニック、三菱電機、ダイキンの3社が圧倒的なシェアを誇り、業界を牽引し続けています。これら3社で市場全体の過半数を占めていると言われており、「エコキュートの3大メーカー」と呼ばれています。
なぜこの3社がこれほどまでに強いのでしょうか。
まずパナソニックは、家電メーカーとしての強みを活かし、省エネ性能と使い勝手の良さを追求した「AIエコナビ」や、浴室だけでなく家全体のエネルギー管理を行うHEMS(ヘムス)との連携機能が評価されています。
次に三菱電機は、長年培ってきたヒートポンプ技術に加え、「バブルおそうじ」などの清潔機能が大ヒットし、家事の負担を減らしたい層から絶大な支持を得ています。
そしてダイキンは、空調メーカーとしての世界的な技術力を背景に、お湯の圧力にこだわった「パワフル高圧」や、入浴剤が使える機種のラインナップなど、お風呂の快適性を重視するユーザーに選ばれています。
この3社を選んでおけば、基本性能やアフターサポートの面で大きく失敗することはまずないと言えるでしょう。
各メーカーが独自機能で差別化を図っている
主要3社以外にも、コロナ、日立、長府製作所といった有力メーカーが存在し、それぞれが独自の技術で差別化を図っています。
例えば、日立は「水道直圧給湯」という独自技術を持っており、エコキュートの弱点とされていた水圧の低さを完全に克服しています。これにより、2階や3階でのシャワーもガス給湯器同様の勢いで使用できるほか、そのまま飲用できる水質の維持も可能です。
コロナはエコキュートを世界で初めて開発したパイオニア企業であり、その技術力と安定性は折り紙付きです。特に静音性や、万が一の災害時に役立つレジリエンス機能の強化に力を入れています。
長府製作所は、石油給湯器で培った堅牢な設計思想を持ち、塩害地や井戸水対応、寒冷地対応といった特殊な環境下での耐久性に定評があります。
このように、各メーカーは単にお湯を沸かすだけでなく、「水圧」「清潔さ」「省エネ」「耐久性」など、特定のニーズに特化した機能を開発し、ユーザーの多様な要望に応えています。
「おすすめしない」エコキュートメーカーはある?
インターネットで検索していると、「〇〇 エコキュート おすすめしない」といったネガティブなキーワードを目にすることがあるかもしれません。しかし、結論から言えば、現在国内で流通している大手メーカー(パナソニック、三菱電機、ダイキン、コロナ、日立、長府製作所など)のエコキュートであれば、「絶対に選んではいけない」というメーカーは存在しません。
基本的に大手メーカーなら品質に大差はないため「目的」で選ぶべき
日本のエコキュートメーカーは非常に高い技術基準を持っており、基本的な給湯能力や省エネ性能(年間給湯保温効率など)においては、どのメーカーを選んでも一定以上の水準はクリアしています。「A社の製品はすぐ壊れるが、B社は一生壊れない」といった極端な品質差はありません。
重要なのは「メーカーの良し悪し」ではなく、「目的と製品の特徴が合致しているか」です。
例えば、「とにかく水圧が強いシャワーが良い」という人が、標準圧力のモデルを選んでしまえば「水圧が弱くて不満だ」という評価になるでしょう。逆に、「初期費用を抑えたい」という人が、高機能なプレミアムモデルを購入すれば「高すぎた」と感じるかもしれません。
「おすすめしない」という口コミの多くは、こうしたニーズのミスマッチから生まれています。まずはご家庭で何を優先するのか(水圧、清潔機能、スマホ連携、価格など)を明確にすることが大切です。
修理対応や部品供給の安定性を考えると主要メーカーが安心
エコキュートは一度設置すると10年から15年は使用する住宅設備です。そのため、購入時の性能だけでなく、将来的なメンテナンスについても考慮する必要があります。
その点において、前述した主要メーカー製であれば、全国にサービス拠点を展開しており、万が一の故障時にも修理部品の供給や技術者の手配がスムーズに行われます。
マイナーなメーカーや海外製の並行輸入品などは、部品の取り寄せに時間がかかったり、修理対応できる業者が限られたりするリスクがあります。長く安心して使い続けるためには、やはり国内の主要メーカーから選ぶのが賢明な選択と言えるでしょう。
パナソニック|おすすめエコキュートや人気機種・評判

パナソニックのエコキュートは、先進的な機能とスタイリッシュなデザイン、そして高い省エネ性能で常に人気ランキングの上位に位置しています。特に、「エコキュートもIoT(モノのインターネット)化したい」「賢く節電したい」というユーザーに最適です。
「AIエコナビ」やスマホ連携など多彩な機能が特徴
パナソニックの最大の特徴は、センサー技術と学習機能を組み合わせた「AIエコナビ」です。
これは、人の入退室をセンサーが感知して、入浴していない間は保温加熱を自動でセーブするなど、無駄な電力消費を徹底的にカットする機能です。お湯の温度を保ちながらも、最大で約35%もの省エネ効果が期待できるとされています。
また、スマホアプリ「スマホでおふろ」との連携も非常にスムーズです。外出先からお湯はりを操作できるのはもちろん、旅行中などで不在にする際の沸き上げ停止設定や、使用湯量の見える化、さらには太陽光発電の余剰電力を活用して昼間に沸き上げを行う「ソーラーチャージ」機能の設定もスマホ一つで完結します。
さらに、2025年モデルでは、気象予報データと連携して、翌日が晴れであれば深夜の電力消費を抑えて昼間の太陽光で沸き上げる制御がより高精度になっています。
おすすめは高効率な「JPシリーズ」とスタンダードな「Jシリーズ」
パナソニックのエコキュートにはいくつかのシリーズがありますが、特におすすめなのが以下の2つです。
- JPシリーズ(プレミアムクラス)
パナソニックの最上位モデルです。業界トップクラスの「年間給湯保温効率(JIS)」を誇り、省エネ性能は抜群です。「温浴セレクト」や「リズムeシャワープラス」といった、快適な入浴をサポートする機能が全て搭載されています。また、シャワーの勢いが強い「パワフル高圧」も標準装備です。初期費用は高めですが、ランニングコストを抑えたい方におすすめです。 - Jシリーズ(ミドルクラス)
機能と価格のバランスが最も優れた売れ筋シリーズです。「AIエコナビ」や「自動配管洗浄」などの基本機能はしっかり押さえつつ、価格を抑えています。多くのご家庭で選ばれているスタンダードモデルであり、失敗のない選択と言えます。
パナソニック製エコキュートの評判|機能性と省エネ性能が高評価
実際にパナソニックのエコキュートを使用しているユーザーからは、以下のような声が多く聞かれます。
- 「アプリがとにかく便利」
帰宅直前にお湯はり予約ができるため、帰ってすぐにお風呂に入れる点や、リビングにいながらお風呂の準備ができる点が好評です。 - 「エコナビで節電を実感」
リモコンに節約状況が表示されるため、家族全員の節電意識が高まったという意見もあります。 - 「うっかり消し忘れ防止機能が助かる」
お湯の出しっ放しなどに気付いて知らせてくれる機能など、パナソニックらしい細やかな配慮が評価されています。 - 「デザインが良い」
貯湯タンクの見た目がシンプルでスッキリしており、家の外観を損なわない点も支持されています。
パナソニックのエコキュートについてさらに詳しくは、以下の記事をご覧ください。
ダイキン|おすすめエコキュートや人気機種・評判

空調事業で世界をリードするダイキンは、エコキュートにおいてもそのヒートポンプ技術を遺憾なく発揮しています。ダイキンを選ぶユーザーの多くが重視するのが「お湯の質」と「水圧」です。
320kPaの「パワフル高圧」でシャワーも湯はりも快適
エコキュートの導入をためらう理由の一つに「シャワーの水圧が弱くなる」というものがありますが、ダイキンはこの課題に正面から向き合っています。
ダイキンの「パワフル高圧」モデルは、給湯圧力が320kPaと非常に高く設定されています(標準的なモデルは170kPa程度)。これは、2階や3階にお風呂がある場合でもシャワーの勢いが衰えないレベルです。
また、水圧が高いことのメリットはシャワーだけではありません。お湯はりの時間も大幅に短縮されるため、「今すぐお風呂に入りたい」という時にも待たされません。さらに、キッチンとシャワーで同時にお湯を使っても勢いが落ちにくいため、家族が多いご家庭でもストレスなく使用できます。
入浴剤に対応したフルオートタイプや薄型モデルが人気
一般的なエコキュートは、配管のセンサーやポンプの故障を防ぐため、入浴剤の使用が制限されていることが多いのですが、ダイキンのフルオートタイプは「入浴剤対応」を明言しています(※バスクリンやバスロマンなど、メーカー推奨品に限ります)。
「毎日の入浴剤が楽しみ」というご家庭にとって、これは他メーカーに変えられない大きな決定打となります。
また、ダイキンは「薄型パワフル高圧」モデルのラインナップも充実しています。都市部の狭小地などで、隣家との隙間に設置しなければならない場合でも、水圧を諦めることなくスリムなタンクを設置できる点が人気です。
さらに、微細な泡を含んだお湯で入浴できる「ウルトラファインバブル入浴」機能搭載モデルも注目を集めています。温浴効果が高まり、湯冷めしにくいだけでなく、お肌に潤いを与えると評判です。
ダイキン製エコキュートの評判|水圧の強さが最大の魅力
ダイキンユーザーの口コミでは、やはり水圧に関する満足度が圧倒的です。
- 「ガス給湯器から変えても違和感なし」
最も心配していたシャワーの勢いが、ガス給湯器時代と変わらず快適だという声が多数です。 - 「お湯はりが早い」
仕事から帰ってすぐにお風呂に入れるスピード感が評価されています。 - 「入浴剤が使えて嬉しい」
エコキュートにすると入浴剤が使えなくなると諦めていたが、ダイキンなら使えると知って即決した、という意見も多いです。 - 「サポート対応が良い」
万が一のエラー時にも、ダイキンのサービスエンジニアの対応が早く丁寧だったという信頼の声も聞かれます。
ダイキンのエコキュートについてさらに詳しくは、以下の記事をご覧ください。
三菱電機|おすすめエコキュートや人気機種・評判

三菱電機のエコキュートは、「清潔さ」と「マイクロバブル」という二つのキーワードで語られます。お風呂の掃除の手間を減らしたい、よりリラックスできるお風呂時間が欲しいという層に強く支持されています。
「バブルおそうじ」や「キラリユキープ」で配管も水も清潔
三菱電機のエコキュートの代名詞とも言える機能が「バブルおそうじ」です。
これは、お風呂の栓を抜くだけで自動的に開始される機能で、マイクロバブル(微細な泡)を含んだ水流が配管内を激しく循環し、配管や熱交換器に付着した皮脂汚れなどを強力に洗浄します。特別な操作や洗剤が不要で、毎日のお風呂上がりに勝手に掃除してくれるため、「配管洗浄の手間がなくなった」と大好評です。
さらに、上位モデルに搭載されている「キラリユキープ」(またはキラリユキープPLUS)も画期的です。これは、タンク内のお湯に深紫外線を照射することで、菌の増殖を抑制する機能です。お湯の臭いやぬめりの発生を抑えることができるため、家族が入った後の「残り湯」を洗濯に使いたい場合や、翌日の沸き直しでもきれいなお湯を使いたい場合に威力を発揮します。
微細な泡で湯冷めしにくい「ホットあわー」搭載のPシリーズ
最上位機種であるPシリーズには、「ホットあわー」という機能が搭載されています。
これは約0.01ミリという極小の泡をお湯の中に発生させ、全身を包み込む機能です。泡が肌の表面を覆うことで熱が伝わりやすくなり、湯冷めしにくくなる効果があります。また、肌の水分量を保つ効果も期待でき、まるで温泉やスパに来たかのようなリラックスタイムを自宅で楽しむことができます。
Pシリーズはさらに「ホットりたーん」という機能も備えており、残り湯の熱を回収して翌日の給湯エネルギーに再利用することで、徹底的な省エネを実現しています。
三菱電機製エコキュートの評判|お掃除の手間が減ると好評
ユーザーの評価は、「清潔機能」への満足度が非常に高いのが特徴です。
- 「配管掃除の回数が減った」
以前は定期的に市販の洗浄剤を使っていたが、バブルおそうじのおかげでその頻度が激減したという声が多いです。 - 「お湯が臭わない」
家族が順番に入浴しても、最後の人までお湯がきれいな気がする、キラリユキープの効果を実感しているという意見があります。 - 「リモコンが使いやすい」
三菱の家電全般に言えることですが、リモコンの操作体系が直感的で分かりやすく、高齢の両親でもすぐに覚えられたという評価もあります。 - 「ホットあわーで温まる」
冬場でも湯冷めせず、ポカポカが続くという体感が報告されています。
三菱電機のエコキュートについてさらに詳しくは、以下の記事をご覧ください。
コロナ|おすすめエコキュートや人気機種・評判

コロナは、2001年に世界で初めてエコキュートを販売したパイオニア企業です。長年の実績に裏打ちされた基本性能の高さと、質実剛健な製品作りが特徴です。
エコキュートのパイオニアならではの安定した品質と技術力
コロナのエコキュートは、何よりも「安心感」を重視する設計思想が貫かれています。
例えば、タンク内の缶体強度や配管の耐久性など、見えない部分の品質にこだわっています。また、万が一の災害時への対応力も高く、停電時にお湯が取り出しやすい設計や、転倒防止対策がしっかり施されています。
さらに、ヒートポンプユニットの静音設計にも定評があり、住宅密集地など、隣家への騒音が気になる環境でも安心して設置できます。
効率よくお湯を作る「プレミアムエコキュート」がおすすめ
コロナのラインナップの中でも注目なのが、「プレミアムエコキュート」です。
これは、効率よくお湯を作るための制御技術「ES制御」をさらに進化させたもので、業界トップクラスの年間給湯保温効率4.0を実現しています。日々の電気代を少しでも安くしたいというユーザーにとって、この高効率は大きな魅力です。
また、コロナ独自の「高圧力パワフル給湯」は290kPaの圧力を誇り、ダイキンのパワフル高圧に迫る勢いがあります。お湯はりも早く、2階浴室でも快適に使用可能です。
コロナ製エコキュートの評判|静音性が高く使い勝手が良い
コロナのエコキュートを選ぶユーザーは、その信頼性と使いやすさを評価しています。
- 「運転音が静か」
夜間の沸き上げ音があまり気にならず、静かだという評価が多いです。 - 「ふろ配管洗浄が手軽」
入浴後に栓を抜くだけで洗浄してくれる機能があり、清潔に保てると好評です。 - 「見守り機能が良い」
浴室リモコンに人感センサーを搭載しており、長湯や入浴中の事故防止に役立つ「見守りリモコン」が、高齢者のいる家庭で喜ばれています。 - 「コスパが良い」
必要な機能が揃っていながら、他メーカーの同等クラスに比べて価格が抑えられているモデルもあり、コストパフォーマンスが高いという声もあります。
コロナのエコキュートについてさらに詳しくは、以下の記事をご覧ください。
日立|おすすめエコキュートや人気機種・評判

日立のエコキュートは、「水」に対するこだわりが他社とは一線を画しています。「水道直圧給湯」というオンリーワンの技術により、エコキュートの常識を覆す製品を提供しています。
水道圧そのままで飲用も可能な「水道直圧給湯」
一般的なエコキュートは、一度タンクに水を貯めてからお湯にする「貯湯式」であり、タンクの耐圧性能の限界から減圧弁で水圧を下げています。そのため、どうしても水道本来の水圧より弱くなってしまいます。
しかし、日立の「水道直圧給湯(ナイアガラ出湯)」方式は、プレート式熱交換器を使用して、水道の水圧をそのまま利用してお湯を沸かして給湯します。これにより、500kPa近い圧倒的な高水圧を実現しています。これはダイキンのパワフル高圧をも大きく上回る数値です。
さらに、タンクの水を使わず、水道水がそのまま熱交換されて出てくるため、お湯をそのまま飲用したり、野菜を洗ったりすることに使えます。これは他メーカーにはない日立だけの大きなメリットです。
高い保温性で電気代を節約する「ウレタンク」
日立のエコキュートのもう一つの特徴が、貯湯タンクの断熱性能です。
業界初のウレタン発泡充填断熱構造の貯湯タンク「ウレタンク」を採用しています。これは、タンクの周囲を隙間なくウレタンフォームで包み込む技術で、まるで魔法瓶のように高い保温性能を発揮します。
お湯が冷めにくいということは、沸き直し(追い焚きや高温さし湯)のエネルギーが少なくて済むということであり、結果として電気代の節約につながります。さらに、このウレタンクは耐震性も高く、もしもの時にも安心です。
日立製エコキュートの評判|2階・3階でもシャワーの勢いが落ちない
日立を選ぶユーザーのほとんどが、その水圧に魅力を感じています。
- 「シャワーが痛いほど強い」
とにかく強い水圧が好みというユーザーからは、「これこそ求めていたシャワーだ」と絶賛されています。3階浴室でも全く問題ないとの声もあります。 - 「お湯が飲めるのが便利」
キッチンでお湯を使って料理をする際、そのまま鍋に入れられるのが精神的にも衛生的にも良いという評価があります。 - 「複数箇所で使っても平気」
お風呂、キッチン、洗面所で同時にお湯を使っても水圧の変化をほとんど感じないという、直圧式ならではのメリットが挙げられています。 - 「井戸水・硬度水対応が頼もしい」
日立は「ナイアガラタフネス」というシリーズで、他社では断られることの多い井戸水や高硬度の水道水エリアにも対応しており、水質に悩みを持つユーザーの救世主となっています。
日立のエコキュートについてさらに詳しくは、以下の記事をご覧ください。
長府製作所|おすすめエコキュートや人気機種・評判

長府製作所(CHOFU)は、石油給湯器の分野で圧倒的な実績を持つメーカーであり、その技術をエコキュートにも応用しています。派手な広告は少ないですが、プロの施工業者からの信頼が厚い「通」好みのメーカーです。
残り湯の熱を回収して再利用する「ecoとく」機能
長府製作所の代表的な省エネ機能が「ecoとく」です。
これは三菱電機の「ホットりたーん」と同様の発想で、お風呂の残り湯に残っている熱エネルギーを回収し、タンク内の水の沸き上げに利用するシステムです。捨ててしまうはずの熱をリサイクルすることで、最大約40%の熱回収が可能と言われており、冬場の電気代削減に大きく貢献します。
また、「ecoとくオート」や「ecoとくフルオート」など、この機能を搭載したモデルのラインナップが豊富で、予算に合わせて選びやすいのも特徴です。
井戸水対応モデルや塩害地対応などのラインナップが豊富
長府製作所の強みは、日本の多様な住環境に対応するラインナップの広さにあります。
特に井戸水対応においては、独自のシステムを採用し、石灰成分による配管詰まりを防ぐ工夫が凝らされています。また、海岸近くの住宅向けの塩害地・重塩害地対応モデルや、極寒地域向けの寒冷地仕様など、過酷な環境でも長く使える製品作りが得意です。
さらに、近年注目されているのが「減災対応モデル」です。万が一の水害(床下浸水など)を想定し、基板や電源などの重要部品をタンクの上部に配置することで、浸水による故障リスクを低減させています。
長府製作所製エコキュートの評判|耐久性が高く特殊な環境でも安心
長府製作所の評判は、その耐久性とニッチなニーズへの対応力に集まっています。
- 「施工業者に勧められた」
「長府なら間違いない」「壊れにくい」と、地元の設備屋さんに勧められて導入したというケースが多く、プロからの信頼の厚さが伺えます。 - 「海岸沿いでも錆びない」
重塩害地仕様を選んだユーザーからは、外装の腐食に強く、長くきれいな状態で使えているという報告があります。 - 「井戸水でも保証が付く」
井戸水を使用していてもメーカー保証が受けられる数少ないメーカーの一つであるため、井戸水ユーザーからの感謝の声が多いです。 - 「シンプルで使いやすい」
余計な機能が多すぎず、シンプルで質実剛健な作りが気に入っているという、道具としての完成度を評価する声もあります。
長府製作所のエコキュートについてさらに詳しくは、以下の記事をご覧ください。
エコキュートを選び方やポイント
ここまで各メーカーの特徴を見てきましたが、最終的にどのエコキュートを選ぶべきかは、家族構成、設置スペース、予算、そして「お風呂に何を求めるか」によって変わります。
タンク容量(370Lか460Lか)の選び方や、給湯タイプ(フルオート、オート、給湯専用)の違いなど、失敗しない選び方の基本については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
エコキュートのおすすめ修理・交換業者はライフテックサービス

エコキュートは製品選びと同じくらい、「どこで工事をするか」が重要です。
どんなに高性能な機種を選んでも、施工品質が悪ければ水漏れや早期故障の原因となりますし、アフターフォローがなければ万が一の故障時にお風呂に入れず困ってしまいます。
兵庫県でエコキュートの設置をお考えなら、「ライフテックサービス」にお任せください。「ライフテックサービス」は、エコキュートをはじめとする住宅設備機器の販売・施工を専門とするプロフェッショナル集団です。
地域密着の迅速な対応と、経験豊富なスタッフによる確かな技術力で、お客様のご家庭に最適なエコキュートの選定から設置工事、アフターサービスまでを一貫してサポートいたします。エコキュートの導入・交換はもちろん、急な故障・エラーのご相談も承っております。
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