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( エコキュート )

2025/12/5 おひさまエコキュートとは?メリット・デメリットや価格・補助金を解説


ここ最近の物価高や電気代の高騰により、家計への負担が増えているご家庭も多いのではないでしょうか。そんな中、太陽光発電システムを設置している家庭を中心に、新たな給湯スタイルとして注目を集めているのが「おひさまエコキュート」です。

これまでエコキュートといえば「夜間にお湯を沸かす」のが常識でしたが、おひさまエコキュートはその常識を覆し、「太陽が出ている昼間にお湯を沸かす」という画期的なシステムです。

この記事では、おひさまエコキュートの基本的な仕組みから、導入するメリット・デメリット、従来型との電気代比較、各メーカーの特徴や価格、そして2025年に利用できる補助金情報までを網羅して徹底解説します。これから給湯器の交換を検討されている方や、卒FITを迎える太陽光発電ユーザーの方は必見の内容です。

おひさまエコキュートとは?

「おひさまエコキュート」とは、お日様の力(太陽光発電)を最大限に活用してお湯を作る給湯機(エコキュート)のことを指します。おひさまエコキュートは、従来の電気給湯機や一般的なエコキュートとは運用方法が大きく異なり、現代のエネルギー事情に最適化された次世代の給湯システムと言えます。

ここでは、おひさまエコキュートの仕組みや従来型エコキュートとの違いについて詳しく解説していきます。

太陽光発電の余剰電力を活用して「昼間」にお湯を沸かす給湯機

おひさまエコキュートの最大の特徴は、稼働する時間帯にあります。通常のエコキュートは、電気料金が安く設定されている深夜帯(午後11時~翌朝7時頃など)にお湯を沸き上げます。しかし、おひさまエコキュートは、太陽光発電が活発に行われる「昼間」の時間帯を中心に稼働し、お湯を沸き上げるように設計されています。

具体的には、自宅の屋根に設置された太陽光パネルで発電した電気のうち、家庭内で使いきれずに余った「余剰電力」を使用します。これまで電力会社に売電していた電気を、給湯という毎日必ず必要になるエネルギーに変換して溜めておくイメージです。

天気予報と連動する機能を備えている機種も多く、翌日の天気予測に基づいて、太陽光発電が見込める時間帯を自動で判断し、効率よくお湯を沸かす制御を行います。これにより、単にお湯を作るだけでなく、再生可能エネルギーを家庭内で賢く循環させる役割を担っています。

安価な夜間電力を使う従来型エコキュートとの違い

従来型のエコキュートが普及した背景には、オール電化向けの電気料金プランにおける「深夜電力の安さ」がありました。かつては深夜の電気代が昼間の半分以下、あるいは3分の1程度に設定されていたため、寝ている間に電気を使ってお湯を作ることが最も経済的でした。

しかし、近年では燃料調整費の高騰や再エネ賦課金の上昇、電力会社の料金プラン改定により、深夜電力の優位性は以前ほど大きくはありません。一方で、昼間の電気代は依然として高い水準にあります。

この状況において、おひさまエコキュートと従来型エコキュートの決定的な違いは、「電力会社から電気を買うか、自分の家で作った電気を使うか」という点にあります。

  • 従来型エコキュート:電力会社から供給される「深夜電力(有料)」を購入してお湯を作る。
  • おひさまエコキュート:自宅の太陽光発電で作った「余剰電力(無料)」を使ってお湯を作る。

つまり、従来型が「いかに安い電気を買うか」に主眼を置いているのに対し、おひさまエコキュートは「電気を買わずに済ませるか」を追求したシステムなのです。

なお、従来型エコキュートについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。

エコキュートとは?ヒートポンプでお湯を温める仕組みを詳しく解説

「自家消費」でエネルギーを有効活用する新しい仕組み

おひさまエコキュートの普及背景には、「売電」から「自家消費」へのエネルギーシフトがあります。
2009年に始まったFIT(固定価格買取制度)により、太陽光発電で発電した電気は「高く売る」ことが正解とされてきました。しかし、10年間の買取期間が終了する「卒FIT」の家庭が増え、売電単価が大幅に下落しています(例:48円/kWh → 7〜9円/kWh程度)。

一方で、電力会社から買う電気代は30円〜40円/kWh(税込)近くまで高騰しています。こうなると、安い価格で売るよりも、高い電気を買わないように「自家消費」した方が経済的メリットが大きくなります。

おひさまエコキュートは、まさにこの「自家消費」を促進するための最適解です。発電した電気をそのまま給湯機のヒートポンプユニットを動かす動力として使い、熱エネルギーとしてタンクに貯蓄します。いわば「電気の自給自足」を実現するデバイスであり、エネルギーを無駄なく有効活用する新しいライフスタイルの象徴とも言えるでしょう。

おひさまエコキュートのメリット

おひさまエコキュートを導入することで得られるメリットは、経済面だけでなく、省エネ性能や環境配慮、さらにはお湯の快適性など多岐にわたります。ここでは主要な4つのメリットについて深掘りします。

無料の太陽光でお湯を作るため経済的

最大のメリットは、何と言っても光熱費の削減効果です。前述の通り、おひさまエコキュートは太陽光発電の余剰電力を使用します。太陽光発電システムの設置費用(イニシャルコスト)はかかっていますが、発電しているその瞬間の電気代は実質「0円」です。

家庭のエネルギー消費において、給湯が占める割合は約3割と言われています。この大きなウェイトを占める給湯エネルギーを、無料の太陽光でまかなうことができれば、月々の電気代を大幅に圧縮することが可能です。

特に、燃料費調整額などが高騰している昨今、電力会社から購入する電力量(kWh)自体を減らすことは、家計防衛の最も確実な手段です。深夜電力プランに縛られることなく、自然の恵みをそのままお財布の優しさに変えられる点は、おひさまエコキュートならではの強みと言えます。

気温が高い昼間に稼働するため熱交換効率が良く省エネ

エコキュートは「ヒートポンプ技術」を使ってお湯を沸かします。これは、空気中の熱を集めて圧縮し、高温にして水に伝える技術です。そのため、外気温が高いほど効率よく熱を集めることができ、少ない電気でたくさんのお湯を作ることができます(効率指標=COPが高くなる)。

従来型エコキュートが稼働する冬場の深夜や早朝は、外気温が0度を下回ることも珍しくありません。外気が冷たい中、熱を集めるには多くのエネルギーを必要とします。
一方、おひさまエコキュートが稼働するのは昼間です。冬場であっても、昼間は夜間に比べて気温が高くなります。

例えば、冬の夜間(外気温2℃)と昼間(外気温10℃)を比較した場合、当然ながら昼間の方が空気中の熱エネルギーは豊富です。メーカーの試算によると、夜間沸き上げに比べて昼間沸き上げの方が、消費電力量を約10〜15%程度削減できるというデータもあります。同じお湯の量を作るのに必要な電気が少なくて済むため、非常に省エネ性が高いのです。

沸き上げから入浴までの時間が短い(貯湯タンクの放熱ロスが少ない)

お湯を作ってから実際に使うまでの「待機時間」が短いことも、見逃せないメリットです。従来型エコキュートの場合、深夜(例えば朝4時頃)にお湯を沸き上げ、そのお湯を実際に使うのは夕方の入浴時間(19時〜21時頃)です。つまり、沸き上げてから使うまでに約15時間以上タンクの中で保温し続ける必要があります。

近年の貯湯タンクは断熱性能が向上しているとはいえ、長時間経過すればどうしてもお湯の温度は少しずつ下がってしまいます(放熱ロス)。それに対して、おひさまエコキュートは昼間(例えば10時〜14時頃)にお湯を沸かします。入浴時間が19時だとすると、沸き上げ完了から使用までの時間はわずか数時間です。貯湯タンク内で待機している時間が圧倒的に短いため、放熱ロスを最小限に抑えることができます。

せっかく作った熱を逃さずに使えるため、エネルギーの無駄が少なく、結果として追い焚きや高温さし湯の頻度も減り、さらに省エネにつながります。

CO2排出量を削減し環境に優しい生活ができる

経済的なメリットだけでなく、環境貢献度の高さも大きな魅力です。日本の発電構成は依然として火力発電の割合が高く、電力会社から電気を買って使うことは、間接的にCO2(二酸化炭素)を排出していることになります。

しかし、おひさまエコキュートで自家発電した再生可能エネルギーを使用すれば、その分だけCO2排出量をゼロに近づけることができます。さらに、ヒートポンプの効率が良い昼間に稼働することで消費電力量自体も減るため、ダブルの意味で環境負荷を低減できます。

持続可能な社会(SDGs)への関心が高まる中、「自分たちの生活で排出するCO2を減らしたい」「子供たちの未来のために環境に良い選択をしたい」と考える方にとって、おひさまエコキュートは理想的な選択肢となるでしょう。

おひさまエコキュートのデメリット

多くのメリットがある一方で、導入前に必ず理解しておくべきデメリットや注意点も存在します。設置環境やライフスタイルによっては、従来型の方が適している場合もありますので、しっかりと確認しておきましょう。

太陽光発電システム(ソーラーパネル)の設置が必須条件

おひさまエコキュートは、太陽光発電の余剰電力を活用することを前提としたシステムです。そのため、自宅に太陽光発電システム(ソーラーパネル)が設置されていることが必須条件となります。
まだ太陽光パネルを設置していないご家庭の場合、おひさまエコキュートの導入と同時に太陽光発電システムの工事も行う必要があります。

これには高額な初期費用がかかります。もちろん、長い目で見れば光熱費削減で回収できる可能性が高いですが、一度に出ていくコストが大きくなる点はデメリットと言えます。
また、マンションやアパートで個別の太陽光発電がない場合や、屋根の形状・向きによって十分な発電量が見込めない住宅では、導入自体が難しい、あるいは効果が薄い可能性があります。

天候が悪い日は買電が必要になる場合がある

「おひさま」という名前の通り、太陽が出ている時は最強のパフォーマンスを発揮しますが、雨や雪の日など天候が悪い日は発電量が低下、あるいはほとんど発電しないことがあります。おひさまエコキュートは天候にかかわらずお湯を作る必要があるため、発電量が足りない日は、電力会社から電気を買って(買電して)お湯を沸かすことになります。

通常、昼間の電気料金単価は深夜電力よりも高く設定されていることが一般的です。そのため、雨続きで太陽光発電が全く使えない日が続くと、高い昼間の電気を買ってお湯を沸かすことになり、一時的にコストが割高になるリスクがあります。

ただし、最近の機種は天気予報と連動して、天気が悪いと予測される日は深夜の安い電力でお湯を沸かすように設定できるものもあるため、設定次第でこのデメリットを緩和することは可能です。

FIT(固定価格買取制度)の売電単価が高い場合はメリットが出にくい

現在、FIT制度を利用して高い単価で売電できているご家庭(例えば、売電単価が40円/kWhや30円/kWh台の方)にとっては、おひさまエコキュートの導入が経済的に損になる場合があります。

例えば、売電単価が42円だとします。自家消費してお湯を沸かすということは、その42円で売れるはずだった電気を使うことになります。もし夜間の買電単価が25円であれば、42円の価値がある電気を自家消費するより、25円の電気を買ってお湯を沸かし、昼間の電気は全て売ってしまった方が、差額の17円分がお得になります。

そのため、FIT期間がまだ数年残っており、かつ売電単価が高いご家庭は、卒FITを迎えるタイミングまで待ってからおひさまエコキュートへ切り替えるのが賢明です。逆に、売電単価が低い(10円台〜20円台前半)場合や、既に卒FITを迎えている場合は、おひさまエコキュートへの切り替えが推奨されます。

従来型エコキュートに比べて製品ラインナップがまだ少ない

おひさまエコキュートは比較的新しい製品カテゴリーであるため、20年以上の歴史がある従来型エコキュートに比べると、選べる機種やメーカーのラインナップがまだ少ないのが現状です。

従来型であれば、タンク容量のバリエーション、スリム型や薄型などの形状、井戸水対応、塩害地対応など、多種多様なニーズに応える製品が数多く存在します。しかし、おひさまエコキュートの場合、メーカーによっては標準的な角型タイプしか用意がなかったり、タンク容量の選択肢が限られていたりすることがあります。
設置スペースが狭い場合や、特殊な環境下での設置を希望する場合、適合するおひさまエコキュートが見つからない可能性がある点は注意が必要です。

どっちがお得?おひさまエコキュートと従来型の電気代比較

導入を迷われている方にとって最も気になるのが「結局、どっちが得なのか?」という点でしょう。結論から言えば、現在の電気料金事情を鑑みると、多くのケースでおひさまエコキュートに軍配が上がります。具体的なシチュエーションで比較してみましょう。

売電単価が下がった「卒FIT」家庭ならおひさまエコキュートが圧倒的にお得

FIT期間が終了した「卒FIT」家庭の場合、売電単価は平均して7円〜9円/kWh(税込)程度まで下がります。一方で、電力会社から電気を買う場合、従量電灯プランなどの平均的な単価は約31円〜35円/kWh(税込)程度です。

  • 従来型エコキュートを使用する場合
    夜間に約30円/kWhの電気を買ってお湯を沸かします。昼間の余剰電力は8円/kWhで売ります。
  • おひさまエコキュートを使用する場合
    昼間に売れば8円/kWhにしかならない電気を使ってお湯を沸かします。つまり、実質8円のコストでお湯を作っているのと同じ計算になります。

30円かけてお湯を作るのと、実質8円でお湯を作るのとでは、その差は歴然です。卒FIT家庭においては、おひさまエコキュートに切り替えることで、給湯にかかるランニングコストを大幅に(理論上は70%近く)削減できる可能性があります。

「売る」より「使う」時代へ|深夜電力プランとのコスト比較

「まだ深夜電力プランが安いから大丈夫」と思っている方も注意が必要です。
かつては深夜電力が10円〜12円/kWh程度でしたが、現在はプラン改定や燃料調整費の上乗せにより、実質的な深夜単価が25円〜30円/kWh(税込)近くになっている地域も少なくありません。

仮に深夜電力が25円だとしても、卒FIT後の売電価格(8円)と比較すれば、「8円で売れる電気を自家消費する」方が、「25円の電気を買う」よりも圧倒的に安上がりです。
「売って儲ける」時代は終わり、「作って使い、買う量を減らす」時代へと完全にシフトしています。このエネルギー事情の変化に対応できるのが、おひさまエコキュートなのです。

電気代高騰の影響を受けにくいのが最大の強み

おひさまエコキュートの隠れたメリットは、将来のリスクヘッジです。
世界情勢の変化により、電気料金は今後も上昇するリスクがあります。もし電気代がさらに10円値上がりしたとしましょう。
従来型エコキュートを使っている家庭は、その値上げ分の打撃をダイレクトに受けます。しかし、おひさまエコキュートで「自家消費」している家庭は、電力会社から買う電気が少ないため、電気代単価が上がってもその影響を最小限に抑えることができます。

「エネルギーの自給率」を高めておくことは、将来の不確実な経済状況に対する強力な保険となります。目先の比較だけでなく、将来的な安心感という意味でも、おひさまエコキュートは非常に「お得」な選択肢と言えるでしょう。

メーカー別おひさまエコキュートの価格や補助金

現在、主要な給湯機メーカーからおひさまエコキュートが販売されています。それぞれのメーカーに独自の特徴や機能があります。ここでは代表的な4社の特徴と参考価格、そして注目の補助金情報について紹介します。

ダイキン|おひさまエコキュートの価格と特徴

空調メーカーとして世界的なシェアを誇るダイキンは、おひさまエコキュートにおいても高い技術力を発揮しています。

  • 特徴
    ダイキンの最大の特徴は「高圧給湯」です。おひさまエコキュートでも「パワフル高圧」機能を搭載しており、シャワーの勢いが強く、2階や3階での湯はりもスムーズです。また、入浴剤に対応していたり、マイクロバブル入浴(オプション)が楽しめたりと、お風呂の快適性を追求しています。さらに、天気予報連動はもちろん、スマートアプリでの操作性も優れています。
  • 参考価格
    EQA46ZFPV(460L・フルオート)
    希望小売価格:1,419,000円(税込)
    ※工事費等は別途。市場実勢価格はこれより安くなるのが一般的です。

なお、その他のダイキン製エコキュートについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。

ダイキン製エコキュートを徹底解説!Xシリーズの価格やエラーコード

パナソニック|おひさまエコキュートの価格と特徴

家電のトータルソリューションを提供するパナソニックは、HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)との連携に強みを持っています。

  • 特徴
    パナソニックの強みは「ソーラーチャージ」機能の進化版とも言える制御技術です。同社の「AiSEG2」と連携することで、日射量予報データを元に、より精密な沸き上げ制御を行います。また、独自の「エコナビ」機能により、人の入浴をセンサーで検知して保温するなど、無駄な省エネを徹底。清潔機能「ステンレス配管」なども人気です。
  • 参考価格
    HE-YU46LQV(460L・フルオート)
    希望小売価格:1,266,100円(税込)+コミュニケーションリモコンセット 60,500円(税込)

なお、その他のパナソニック製エコキュートについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。

パナソニック製エコキュートを徹底解説!Sシリーズの価格やエラーコード

三菱電機|おひさまエコキュートの価格と特徴

エコキュート市場でトップクラスのシェアを持つ三菱電機は、独自の清潔機能とわき上げ制御が魅力です。

  • 特徴
    おひさまエコキュート専用アプリ「スマホでおひさま」や、太陽光発電量と連携する「お天気リンクEZ」などにより、手軽に自家消費率を高めることができます。また、三菱ならではの人気機能「バブルおそうじ」も搭載。栓を抜くだけで配管を自動洗浄してくれるため、お手入れの手間が省けると評判です。
  • 参考価格
    SRT-B466U-PV(460L・フルオート)
    希望小売価格:1,320,000円(税込) ※リモコン・脚部カバー別

なお、その他の三菱製エコキュートについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。

三菱エコキュートを徹底解説!Pシリーズの価格やエラーコード

コロナ|おひさまエコキュートの価格と特徴

世界で初めてエコキュートを販売したパイオニアであるコロナは、長年のノウハウを活かした「快適性」と「レジリエンス(災害対応力)」の高さが特徴です。

  • 特徴
    コロナのおひさまエコキュートは、専用アプリ「コロナ快適ホームアプリ」を使って、天気予報と連動した賢い運転を行います。翌日の天気が晴れなら昼間の沸き上げを増やし、雨なら夜間に沸き上げるなど、自動で効率的な制御をしてくれます。

    また、停電時でもお湯が使える機能や、断水時に生活用水としてタンク内の水を取り出しやすい設計など、もしもの時の防災機能が充実している点も多くのユーザーに選ばれている理由です。

  • 参考価格
    CHP-E46AZ1V(460L・フルオート)
    希望小売価格:1,383,800円(税込)

なお、その他のコロナ製エコキュートについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。

コロナ製エコキュートを徹底解説!Pシリーズの価格やエラーコード

長府製作所|おひさまエコキュートの価格と特徴

石油給湯機時代からのファンも多い長府製作所(CHOFU)は、耐久性の高さと、他社にはない「設置環境への適応力」に強みを持っています。

  • 特徴
    長府製作所の最大の特徴は、地下水や井戸水を利用しているご家庭でも設置可能な「井戸水対応モデル」が用意されている点です(※水質検査が必要です)。カルシウムなどによる配管詰まりを防ぐ独自技術が搭載されています。

    また、太陽光発電の余剰電力を最大限活用する「ソーラーアシストモード」の操作がシンプルで分かりやすく、幅広い世代にとって使いやすい設計となっています。耐震性能に優れた脚部設計など、長く安心して使える工夫が随所に施されています。

  • 参考価格
    EHP-4605BX-PV(460L・フルオート)
    希望小売価格:1,232,000円(税込)

なお、その他の長府製エコキュートについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。

長府製エコキュートを徹底解説!ecoとくフルオートタイプの価格やエラーコード

国の補助金「給湯省エネ事業」などで高額補助の対象に

おひさまエコキュートの導入を後押ししているのが、国による手厚い補助金制度です。

経済産業省・資源エネルギー庁などが主導する「給湯省エネ事業」では、高い省エネ性能を持つ給湯機の導入に対して補助金が支給されます。

現在実施されている「給湯省エネ2025事業」では、おひさまエコキュートは特に高い環境性能が評価され、以下の高額補助の対象となっています。

  • 補助金額(おひさまエコキュートの場合)
    基本額6万円 + 性能加算(A要件・B要件適合)最大7万円
    1台あたり最大13万円(※機種の性能による)

このように、通常の高効率給湯機よりも優遇された金額を受け取ることが可能です。

エコキュートで利用できる補助金について詳しくは、以下の記事をご覧ください。

2025年最新!エコキュートや給湯器の補助金「給湯省エネ2025事業」を徹底解説

出典:対象機器の詳細【エコキュート】|給湯省エネ2025事業【公式】

おひさまエコキュートの購入・交換ならライフテックサービス

この記事では、おひさまエコキュートの基本的な仕組みから、導入するメリット・デメリット、従来型との電気代比較、各メーカーの特徴や価格、そして2025年に利用できる補助金情報まで網羅的に解説してきました。

「実際に自分の家に設置できるの?」
「どのメーカーを選べば一番お得なのか?」

おひさまエコキュートに関して、上記のようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ライフテックサービスにご相談ください。

エコキュートの専門業者である弊社「ライフテックサービス」では、以下のような強みを持っています。

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兵庫県でおひさまエコキュートへの買い替えを検討中の方は、ぜひ専門スタッフが揃うライフテックサービスへご相談ください。

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この記事を書いた人
ライフテックサービス広報スタッフ
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