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( エコキュート )

2026/1/5 エコキュート1ヶ月の電気代はやばい?高い原因と節約法・シュミレーション

「エコキュートの電気代って実際いくら?やばいって本当?」
「今月の電気代、予想以上に高い気がする……」
「エコキュートはお得と聞いて導入したのに、本当に節約できているのだろうか?」

毎月の電気料金の明細を見て、このように不安を感じることはないでしょうか。

オール電化住宅において、電気代の大きな割合を占めるのがエコキュート(給湯)にかかる費用です。特に冬場などは使用量が増え、請求額を見て驚いてしまうケースも少なくないと思います。

しかし、エコキュートの電気代が高くなるのには、必ず明確な理由があります。

設定の見直しや使い方の工夫、あるいは機器の状態を確認することで、本来の省エネ性能を取り戻し、現在よりも月々の電気代を節約することも不可能ではありません。

この記事では、エコキュートの1ヶ月あたりの適正な電気代の目安や、高額になってしまう主な原因、そして今日から実践できる具体的な節約術について、データを交えながら詳しく解説します。

エコキュートとは?

エコキュート(正式名称:自然冷媒ヒートポンプ給湯機)は、大気中の熱エネルギーを効率よく取り込み、わずかな電気を使ってお湯を沸かす給湯システムです。

従来の電気温水器が電気ヒーターの熱だけでお湯を沸かすのに対し、エコキュートはエアコンなどと同じ「ヒートポンプ技術」を利用します。これにより、投入した電気エネルギーの3倍以上の熱エネルギーを生み出すことができ、非常に高い省エネ性能を発揮します。

空気の熱を利用するため、環境への負荷が少なく、夜間の割安な電力を活用してお湯を沸き上げることで、光熱費の大幅な削減が期待できます。

エコキュートの仕組みについてのより詳細な解説は、以下の記事もあわせてご覧ください。

エコキュートとは?ヒートポンプでお湯を温める仕組みを詳しく解説

エコキュートは電気温水器の約1/3~1/4の電気代

エコキュート最大の特徴は、その圧倒的なランニングコストの低さです。ヒーターで直接水を温める従来の電気温水器と比較すると、エコキュートの電気代は約1/3から1/4程度にまで抑えられるとされています。

例えば、電気温水器で月額約4,000円かかっていた給湯コストが、エコキュートに切り替えることで月額約1,000円〜1,500円程度まで下がるケースもあります。これは、空気の熱を移動させるヒートポンプの効率が非常に良いためです。

もし現在、電気温水器をお使いで光熱費にお悩みであれば、エコキュートへの交換は経済的なメリットが大きい選択肢と言えるでしょう。

なお、エコキュートと電気温水器の違いについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。

おすすめはどっち?エコキュートと電気温水器の9つの違いを徹底比較

エコキュートの1ヶ月の電気代はいくらだとやばい?

「我が家の電気代は平均と比べて高いのか、安いのか?」

この疑問を解消するために、まずは世帯人数や地域別の平均的な相場を知ることが大切です。

もちろん、お湯の使い方や季節によって変動はありますが、目安を知ることでご自宅の電気代が高いかどうかに気づきやすくなります。

エコキュートの電気代は1ヵ月約1500~5000円

一般的な家庭におけるエコキュート単体の1ヶ月あたりの電気代は、約1,500円〜5,000円の範囲に収まることが多いです。

この金額に幅があるのは、家族の人数(お湯の使用量)や、住んでいる地域(外気温)、契約している電力プランの違いが影響するためです。

もし、給湯だけで月額が6,000円や7,000円を超えている場合は、設定ミスや機器の不具合、あるいはライフスタイルと電力プランのミスマッチが起きている可能性があります。

【2人世帯】エコキュートの電気代平均相場(約1,500円~)

夫婦2人暮らしなどの少人数世帯の場合、お湯の使用量は比較的少ないため、電気代も安く抑えられます。

2人世帯の1ヶ月あたりのエコキュート電気代の目安としては、月額約1,500円〜2,500円程度となります。

2人暮らしであれば、浴槽にお湯を溜める回数が少なかったり、シャワーで済ませる日があったりすると、さらに安くなることもあります。逆に、毎日頻繁に追い焚きを繰り返していると、この平均額を上回ることがあります。

【4人世帯】エコキュートの電気代平均相場(約2,000円~)

ファミリー世帯で最も多い4人家族の場合、お湯の使用量は2人暮らし世帯に比べると増加します。

全員が入浴し、シャワーを使い、家事でのお湯使用も含めると、タンクの容量も370Lや460Lといったサイズが一般的になります。

4人世帯の1ヶ月あたりのエコキュート電気代の目安としては、月額約2,000円〜3,500円程度となります。

お子様が成長してシャワーを出しっぱなしにする時間が長くなったり、朝シャン(朝のシャワー)をする習慣があったりすると、湯切れによる昼間の沸き増しが発生し、4,000円を超えるケースも出てきます。

【6人世帯】エコキュートの電気代平均相場(約3,500円~)

二世帯住宅や大家族の場合、お湯の消費量は非常に多くなります。大きめのタンク(460Lや550L)を選んでいても、冬場などはギリギリになることもあります。

6人世帯の1ヶ月あたりのエコキュート電気代の目安としては、月額約3,500円〜5,000円程度となります。

人数が多いと、最後に入浴する人が入る頃にはお湯がぬるくなっており、追い焚きや高温さし湯の使用頻度が高まります。これが電気代を押し上げる要因となりやすいため、家族間での入浴間隔を空けすぎないなどの工夫が節約のカギとなります。

地域(寒冷地)や季節(冬場)によってエコキュートの電気代は変動する

エコキュートの電気代は一年中一定ではありません。

外気温が低い環境では、空気中から熱を集める効率が下がるため、同じ温度のお湯を作るのにより多くの電気が必要になります。

  • 夏場: 水温が高く、外気温も高いため、短時間で効率よくお湯が沸きます。電気代は月額1,000円〜1,500円程度で済むことも珍しくありません。
  • 冬場: 水温が低く(場合によっては5℃以下)、外気温も氷点下になるような環境では、沸き上げに時間がかかります。そのため、夏場に比べて電気代が2倍近くになることもあります。

特に北海道や東北などの寒冷地では、冬場の給湯コストは月額4,000円〜6,000円程度になることも想定しておく必要があります。

エコキュートの1ヶ月の電気代が高くなる原因

「平均よりも明らかに高い」と感じる場合、そこには何らかの原因が潜んでいます。

ここでは、電気代が高騰してしまう代表的な要因を6つ挙げます。

電気料金単価が高い「昼間」に沸き増しを行っている

エコキュートは本来、電気料金が格安に設定されている「深夜時間帯」にお湯を沸かしてタンクに溜めておくシステムです。

しかし、日中にお湯を使いすぎてタンクの残湯量が減ると、自動的に「沸き増し」運転を行います。

多くのオール電化向けプランでは、昼間の電気単価は深夜の2倍〜3倍に設定されています。この高い単価の時間帯に沸き上げを行うことは、電気代を大きく引き上げる最大の要因となります。

契約している電気料金プランがライフスタイルに合っていない

電力自由化により、様々な電力会社やプランが選べるようになりましたが、これが裏目に出ているケースがあります。

例えば、深夜電力がそれほど安くないプランや、逆に昼間の単価が極端に高いプランなどを契約している場合、エコキュートのメリットを活かしきれません。

また、生活スタイルが変わり、夜間よりも日中に電気を多く使うようになったのに、深夜重視のプランのままにしていると、トータルの電気代は高くなってしまいます。

冬場は水温と外気温が下がり、稼働パワーが必要になるため

前述の通り、エコキュートは「熱交換」を行います。

冬場は、供給される水道水の温度が下がります。夏場なら20℃の水を42℃にするだけで済みますが、冬場は5℃の水を42℃(タンク内では65℃〜90℃)まで温める必要があります。

この温度差に加え、外気温が低いと大気中の熱を取り込む効率も落ちるため、コンプレッサーをフル稼働させる必要があります。

これは物理的な仕組み上、ある程度は避けられないことですが、断熱対策などで緩和することは可能です。

お風呂の「追い焚き(保温)」機能を長時間使いすぎている

とても便利な「追い焚き」機能ですが、実はコストがかかります。

エコキュートの追い焚きは、タンク内の熱いお湯の熱を利用して、浴槽のぬるくなったお湯を温め直す「熱交換」方式が一般的です。

追い焚きをすると、タンク内の熱エネルギーが奪われます。その結果、タンク内のお湯の温度が下がり、翌日の分を確保するために余分な沸き上げ運転が必要になります。

また、保温運転を長時間オンにしたままにしていると、定期的にお湯を循環させて熱を使い続けるため、無駄な電力を消費することになります。

経年劣化や水漏れによる効率低下の可能性

設置から10年以上経過しているエコキュートの場合、経年劣化によりヒートポンプの効率が落ちている可能性があります。

購入当初よりも大きな音が出るようになったり、お湯が沸くまでに時間がかかるようになったりしている場合は要注意です。

また、配管からの微量な水漏れやお湯漏れがあると、常に新しい水を温め続けなければならず、知らぬ間に電気代が高くなっていることがあります。逃し弁や配管の継ぎ目などは定期的なチェックが必要です。

節電効果が少ない古いタイプのエコキュートを使用している

家電製品の省エネ技術は年々進化しています。15年前のエコキュートと最新のモデルでは、年間給湯保温効率(APF)に大きな差があります。

古いモデルは断熱性能が低く、タンクに貯めたお湯が冷めやすかったり、省エネモードの制御が単純だったりします。

故障していなくても、古い機種を使い続けていること自体が、割高な電気代の原因になっていることも考えられます。

エコキュートの1ヶ月の電気代を節約する方法

エコキュートの電気代が高くなってしまう原因がわかれば、対策も可能です。

ここからは、今日からすぐに始められる設定変更から、習慣の見直しまで、エコキュートの1ヶ月あたりの電気代を節約するための効果的な方法をご紹介します。

深夜電力が安い電気料金プランに見直す

基本中の基本ですが、まずは現在契約している電力プランの詳細を確認しましょう。

特に「深夜時間の適用範囲(例:23時〜7時)」と「単価差」を把握することが重要です。

もし、深夜割引が適用されない従量電灯プランなどで契約している場合は、早急にオール電化向けの「時間帯別料金プラン」への変更を検討してください。

これだけで月額数千円の差が出ることがあります。

「昼間シフト」機能などで太陽光発電の余剰電力を活用する

太陽光発電システムを導入しているご家庭であれば、最新エコキュートの機能を活用しない手はありません。

「おひさまエコキュート」や各メーカーの「ソーラーチャージ機能」「昼間シフト機能」を使うと、天気の良い日は深夜ではなく、あえて昼間に太陽光発電の余剰電力を使ってお湯を沸かすことができます。

これにより、電力会社から電気を買う量を減らし、実質的な給湯コストをゼロに近づけることが可能です。売電単価が下がっている昨今、売るよりも自家消費する方が経済的メリットは大きくなっています。

旅行などで数日使わない時は「休止モード」を設定する

出張や旅行で数日間家を空ける際、エコキュートが通常通り運転を続けていると、誰も使わないお湯を毎日沸かし続けることになります。これは非常にもったいない電力消費です。

多くの機種には「休止モード」や「停止設定」があります。2日以上お湯を使わない場合は、出発前にこの設定を行うだけで、無駄な沸き上げをストップできます。

帰宅日に合わせて沸き上げを再開するように設定しておけば、帰ってすぐにお風呂に入ることも可能です。

省エネ設定(おまかせモードなど)を季節に合わせて調整する

エコキュートには、学習機能を使って必要なお湯の量を自動判断する「おまかせモード」などが搭載されています。基本的にはこのモードで問題ありませんが、季節の変わり目には手動での調整が有効です。

例えば、お湯をあまり使わない夏場は「省エネ」「少なめ」設定にして沸き上げ量を絞り、お湯切れが心配な冬場だけ「多め」設定にするなど、こまめに見直すことで、余分な沸き上げを防ぐことができます。

「追い焚き」よりも「高温さし湯」を使う方が電気代は安い

前述の通り、「追い焚き」はタンクの熱を消費するため効率が良くありません。ぬるくなったお湯を温め直したいときは、「高温さし湯(足し湯)」機能を使いましょう。

高温さし湯は、タンク内の熱いお湯をそのまま浴槽に足す仕組みです。熱交換のロスがなく、最もエネルギー効率が良い方法です。浴槽のお湯の量は増えてしまいますが、電気代の節約という観点では、追い焚きよりも高温さし湯の方が圧倒的に有利です。

翌日の洗濯にお湯を使いたい場合などは、水量を気にせず積極的に活用しましょう。

1ヶ月のエコキュート電気代をシミュレーション

ここでは、具体的な家族構成や地域を想定して、1ヶ月の電気代がどのくらいになるのかをシミュレーションしてみます。ご自身の状況に近いシミュレーションを参考にしてください。

※算出条件は一般的な目安であり、実際の使用機器や電力会社によって異なります。

【2人家族】1ヶ月あたりのエコキュートの電気代シミュレーション

条件: 関西エリア、一般地仕様、タンク容量370L、毎日シャワー+浴槽にお湯張り(1回)、昼間の沸き増しなし。

シミュレーション結果:

  • 春・秋:約1,200円〜1,800円
  • 夏:約1,000円〜1,500円
  • 冬:約2,000円〜3,000円
  • 年間平均月額:約1,800円

2人暮らしの場合、上手な使い方をすれば月額2,000円を切ることは難しくありません。

冬場だけ少し上がりますが、それでもガス給湯器などに比べれば非常に安価です。

【4人家族】1ヶ月あたりのエコキュートの電気代シミュレーション

条件: 東京エリア、一般地仕様、タンク容量460L、朝晩シャワー利用あり、毎日浴槽にお湯張り、週末は昼間に多少の沸き増しあり。

シミュレーション結果:

  • 春・秋:約2,000円〜2,800円
  • 夏:約1,500円〜2,200円
  • 冬:約3,500円〜5,500円
  • 年間平均月額:約3,000円

4人家族では、冬場のピーク時に5,000円を超えることがありますが、年間を通してみれば月3,000円程度に収まるのが一般的です。

お子様のシャワー使用量削減が節約の大きなポイントになります。

【6人家族】1ヶ月あたりのエコキュートの電気代シミュレーション

条件: 中部エリア、一般地仕様、タンク容量550L(または460L高圧力)、使用湯量多め、追い焚き頻度高。

シミュレーション結果:

  • 春・秋:約3,000円〜4,000円
  • 夏:約2,500円〜3,500円
  • 冬:約5,000円〜8,000円
  • 年間平均月額:約4,500円

人数が多いと、冬場の電気代への影響が顕著に出ます。場合によっては8,000円近くになることも。

しかし、同条件でプロパンガスを使用した場合は20,000円を超える可能性もあるため、エコキュートのメリットは依然として大きいです。

【地域別】一般地と寒冷地(北海道など)の電気代差

同じ4人家族で比較した場合の地域差を見てみましょう。

  • 一般地(東京・大阪など): 年間平均月額 約2,500円〜3,500円
  • 寒冷地(北海道・東北など): 年間平均月額 約4,000円〜5,500円

寒冷地では、どうしても冬場の消費電力が大きくなるため、一般地に比べて月額で1,500円〜2,000円ほど高くなる傾向があります。

しかし、寒冷地仕様のエコキュートは断熱性能が強化されており、寒冷地における灯油ボイラーや電気温水器と比較すると、ランニングコストは安くなるケースがほとんどです。

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「節約術を試しても電気代が下がらない……」
「もうエコキュートを10年以上使っていて、調子が悪い……」
「電気温水器からエコキュートへの切り替えを検討している」

もしこのようにお考えであれば、最新のエコキュートへの交換をおすすめします。

最新機種は10年前のモデルに比べて省エネ性能が向上しており、スマホ連携での管理や、太陽光発電との連携機能など、賢く電気代を抑える機能が充実しています。

兵庫県でエコキュートの交換や新規導入をご検討の際は、ぜひ「ライフテックサービス」へご相談ください。「ライフテックサービス」は、エコキュートをはじめとする住宅設備機器の販売・施工を専門とするプロフェッショナル集団です。

地域密着の迅速な対応と、経験豊富なスタッフによる確かな技術力で、お客様のご家庭に最適なエコキュートの選定から設置工事、アフターサービスまでを一貫してサポートいたします。エコキュートの導入・交換はもちろん、急な故障・エラーのご相談も承っております。

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この記事を書いた人
ライフテックサービス広報スタッフ
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