2026/6/15 ガス給湯器が故障する原因4選!症状や対処法・修理交換の判断を解説

「お湯が出ない」「シャワーが急に冷たくなった」「リモコンにエラーコードが表示された」——給湯器の不調は、ある日突然やってきます。毎日の入浴やキッチンに直結する設備だけに、故障すると生活への影響は小さくありません。
給湯器が故障する原因はさまざまですが、多くは経年劣化・点火不良・水漏れ・電子部品の不具合のいずれかに当てはまります。原因によっては自分で確認・対処できるケースもあれば、すぐに業者へ連絡すべき危険なケースもあるため、見極めが大切です。
この記事では、給湯器が故障する主な原因4選を中心に、よくある症状や自分でできる対処法、修理と交換の判断ポイントと費用相場、長持ちさせるためのポイントまで順番に解説していきます。
給湯器が故障?症状別チェック一覧
はじめに、給湯器によくある症状と、考えられる原因・対処の目安を一覧で整理していきます。ご自宅の状況と照らし合わせて、当てはまるものを確認してみてください。
| よくある症状 | 考えられる原因 | 対処の目安 |
|---|---|---|
| お湯が出ない | ガス栓・給水栓・ブレーカー、ガスメーターの遮断 | 各栓・ブレーカーを確認し、ガスメーターを復帰させる |
| お湯がぬるい・温度が安定しない | 部品の劣化、水量・温度センサーの不調 | リセットを試し、直らなければ点検を依頼する |
| 異音・異臭・黒い煤が出る | 燃焼トラブル・内部部品の劣化 | すぐに使用を止めて業者へ連絡する |
| 水漏れがある | 配管や部品の劣化・凍結 | 給水を止めて業者へ点検を依頼する |
| 追い焚きができない | 循環ポンプ・配管の不具合 | 業者へ点検・修理を依頼する |
| リモコンにエラーコードが出る | 各種の不具合(コードにより異なる) | コードを確認しリセット、直らなければ業者へ |
原因が一時的なものであれば自分で復旧できることもありますが、燃焼トラブルや水漏れが疑われる場合は、無理をせず専門業者に相談するのが安全です。それぞれの原因と対処を、次の章から詳しく見ていきましょう。
給湯器が故障する主な原因4選

適切に対処するためには、まず何が原因で故障しているのかを把握することが大切です。給湯器が故障する代表的な原因を、4つに整理して解説していきます。
①経年劣化による内部部品の寿命(10年が一つの目安)
給湯器の故障で最も多い原因が、長年の使用による内部部品の経年劣化です。給湯器は毎日お湯を沸かすために、内部の部品が熱や水にさらされ続けています。
一般的に、給湯器の寿命は10年が一つの目安とされています。10年を過ぎると、燃焼部品やセンサー、基板などが寿命を迎え、不具合が出やすくなります。設置から年数が経っている場合、故障の根本原因が寿命であることも少なくありません。
②点火不良・着火不良(ガス・電気・センサー系の不具合)
お湯が出ない原因として多いのが、点火・着火がうまくいかない不具合です。ガス栓が閉まっている、ガスメーターが安全装置で遮断されている、点火に必要な電気が来ていないなど、さまざまな要因が考えられます。
ガスや電気の供給に問題がなくても、点火を制御するセンサーや部品が劣化していると、着火しにくくなります。一時的な原因であれば復旧できることもありますが、繰り返す場合は部品の不具合が疑われます。
③水漏れや配管の劣化・凍結
給湯器本体や接続された配管からの水漏れも、故障の代表的な原因です。配管の接続部や内部部品が経年で劣化すると、そこから水が漏れ出すことがあります。
とくに冬場は、配管内の水が凍結して膨張し、配管や部品を破損させることがあります。寒い地域や冷え込む夜間は、凍結による水漏れに注意が必要です。水漏れを見つけたら、給水を止めて早めに点検を依頼しましょう。
なお、ガス給湯器が水漏れする原因や対処法について詳しくは、以下の記事をご覧ください。
④電子部品・基板の不具合(エラーコードを伴うことが多い)
給湯器は、燃焼や温度を電子制御で管理しています。そのため、制御基板や電子部品が故障すると、給湯器全体が正常に動かなくなることがあります。
こうした不具合は、リモコンにエラーコードを伴って表示されることが多いのが特徴です。エラーコードは不具合の内容を示すサインのため、表示された番号を控えておくと、修理依頼の際に役立ちます。
給湯器が故障したときによくある症状4選

原因とあわせて、故障時に現れやすい症状も知っておくと、早めの対応につながります。給湯器の故障時によくある症状を、4つに分けて見ていきます。
①お湯が出ない・ぬるい・温度が安定しない
最も多い症状が、お湯が出ない、ぬるい、設定温度どおりにならず温度が安定しないといったものです。お湯が完全に出ない場合は、ガス・水道・電気の供給や、ガスメーターの遮断が原因のことがあります。
お湯は出るものの温度が不安定な場合は、水量や温度を制御する部品の劣化が考えられます。症状の出方によって、原因の見当をつけやすくなります。
②異音・異臭・黒い煤など燃焼トラブルのサイン
普段とは違う異音や異臭、黒い煤(すす)が見られる場合は、燃焼に関わるトラブルのサインです。ガスが正常に燃えていない可能性があり、放置すると不完全燃焼につながる危険があります。
こうした症状が出たときは、自分で対処しようとせず、すぐに使用を止めて業者へ連絡してください。燃焼トラブルは安全に関わるため、早めの対応が欠かせません。
③水漏れや追い焚きができない
本体や配管から水が漏れている、追い焚きをしてもお湯が温まらないといった症状も、故障のサインです。水漏れは配管や部品の劣化・凍結が、追い焚き不良は循環ポンプや配管の不具合が考えられます。
水漏れを放置すると、被害が広がったり、ほかの部品の故障につながったりすることがあります。早めに給水を止めて、点検を依頼しましょう。
なお、ガス給湯器が水漏れする原因や対処法について詳しくは、以下の記事をご覧ください。
④リモコンにエラーコードが表示される
給湯器の不具合は、リモコンにエラーコード(番号)として表示されることが多くあります。エラーコードは、不具合の内容を示す重要な手がかりです。
表示された番号は、取扱説明書やメーカーの公式サイトで意味を確認できます。リセットで消える一時的なものもあれば、修理が必要なものもあるため、まずはコードを控えて内容を確認してみましょう。
>>お問い合わせ | 給湯器交換・修理センター ライフテックサービス<<
給湯器が故障したときに自分でできる対処法4選

故障かと思っても、一時的な原因であれば自分で復旧できることがあります。ここでは、業者へ連絡する前に試したい対処法を4つ紹介していきます。ただし、ガス臭や煙など危険を感じる場合は、対処より先に使用を止めてください。
①リモコン・ブレーカー・ガス栓・給水栓を確認する
お湯が出ないときは、まず基本的な供給まわりを確認します。リモコンの電源は入っているか、ブレーカーが落ちていないか、ガス栓・給水栓が開いているかを順にチェックしましょう。
意外と多いのが、栓が閉まっていた、ブレーカーが落ちていたという単純な原因です。これらを確認するだけでお湯が出るようになるケースもあるため、最初に確認しておきたいポイントです。
②ガスメーター(マイコンメーター)の復帰操作を行う
地震や大量のガス使用などをきっかけに、ガスメーター(マイコンメーター)の安全装置が作動し、ガスの供給が止まっていることがあります。この場合は、メーターの復帰操作でお湯が使えるようになります。
- ガス機器をすべて止め、ガスの使用を停止します。
- ガスメーターの復帰ボタンのキャップを外し、ボタンを押します。
- ランプが点滅するので、その後3分ほど待ちます。
- ランプの点滅が消えれば復帰完了です。お湯が使えるか確認します。
復帰操作の手順はメーターによって異なる場合があるため、メーターに記載された説明も確認してください。
③エラーコードを確認してリセットを試す
リモコンにエラーコードが表示されている場合は、番号を控えたうえで、リモコンの運転を一度切って入れ直すことで、一時的なエラーが解除されることがあります。
リセットで表示が消え、お湯が使えるようになれば、ひとまず様子を見て問題ありません。ただし、同じエラーが繰り返し出る場合は、内部に不具合が隠れている可能性があるため、業者への相談をおすすめします。
④ガス臭や煙など危険を感じたら使用を止めて業者へ連絡する
最も大切なのが、ガス臭・煙・異音・黒い煤など、危険を感じたときはすぐに使用を止めることです。これらは燃焼トラブルやガス漏れのサインで、無理に使い続けると重大な事故につながりかねません。
ガスのにおいがする場合は、火気を使わず換気を行い、ガス栓を閉めたうえで、ガス会社や専門業者へ連絡してください。安全に関わる症状は、自分で対処しようとせず、専門家に任せることが何よりも重要です。
給湯器の故障は修理?交換?判断のポイントと費用相場

故障が確認できたら、次に悩むのが「修理で済むのか、交換すべきなのか」という判断です。ここでは、修理・交換それぞれの目安と費用相場を整理していきます。
修理で対応できるケースと費用の目安
使用年数が浅く、不具合が一部の部品にとどまっている場合は、部品交換による修理で対応できることが多くなります。費用の目安は、軽微な部品交換でおおよそ1万~3万円、基板やポンプなどの交換で2万~5万円程度が一般的です。
ただし、設置から年数が経っている給湯器は、一箇所を修理してもほかの部品がすぐに不具合を起こすことがあります。修理費がかさむ場合は、交換との比較が必要です。
交換を検討すべきケース(10年超・部品供給終了・修理費高額)
次のような場合は、修理よりも本体交換を検討したほうが、長い目で見て安心できることがあります。
- 設置から10年を超えている:寿命の目安を過ぎており、修理してもほかの不具合が出やすくなります。
- 部品の供給が終了している:古い機種は交換部品がなく、修理自体ができない場合があります。
- 修理費が高額になる:修理費が交換費用に近づく場合は、新しい機器に交換したほうが結果的にお得です。
修理・交換にかかる費用相場
給湯器の修理・交換にかかる費用の目安は、おおよそ次のとおりです。
| 対応内容 | 費用の目安(相場) |
|---|---|
| 軽微な部品交換などの修理 | 約1万~3万円 |
| 基板・ポンプなどの修理 | 約2万~5万円 |
| 給湯器本体の交換(本体+工事) | 約8万~25万円 |
※費用は機種やグレード(給湯専用・オート・フルオートなど)、設置状況によって変わります。実際の金額は、必ず事前の見積もりで確認しましょう。
なお、ガス給湯器の費用について詳しくは、以下の記事をご覧ください。
>>お問い合わせ | 給湯器交換・修理センター ライフテックサービス<<
給湯器の故障を防ぎ長持ちさせる3つのポイント

給湯器の突然の故障は、日頃の心がけである程度防ぐことができます。最後に、給湯器を長持ちさせるための3つのポイントを紹介していきます。
①定期的な点検と異変の早期発見
給湯器を長く安全に使うには、日頃から異変に気づき、早めに対処することが大切です。お湯の出が悪くなった、いつもと違う音がする、といった小さな変化は、不具合の初期サインであることがあります。
気になる症状があれば、早めに点検を受けることで、大きな故障を未然に防ぎやすくなります。設置から年数が経っている場合は、定期的な点検を受けておくと安心です。
②冬場の凍結対策
冬場は、配管内の水が凍結して、配管や部品を破損させることがあります。凍結は水漏れや故障の原因になるため、冷え込む時期は対策をしておきましょう。
気温が下がる夜間は、給湯器の電源を切らずにおく、配管に保温材を巻くといった対策が有効です。多くの給湯器には凍結予防の機能が備わっているため、長期不在時以外は電源を入れたままにしておくとよいでしょう。
③10年を目安にした計画的な交換の検討
給湯器の寿命は10年が一つの目安です。10年を過ぎると故障のリスクが高まり、部品の供給が終了することもあります。突然お湯が使えなくなる事態を避けるためにも、計画的な交換の検討がおすすめです。
故障してから慌てて交換するより、寿命が近づいたタイミングで余裕をもって準備しておくほうが、機種選びや費用の面でも有利になります。
給湯器の故障・修理・交換ならライフテックサービス

給湯器が故障する主な原因は、経年劣化・点火不良・水漏れ・電子部品の不具合の4つです。お湯が出ない、温度が安定しないといった症状は、ガス栓やブレーカーの確認、ガスメーターの復帰操作で復旧できることもあります。一方で、異音・異臭・黒い煤・水漏れといった症状は、無理に使い続けず、すぐに専門業者へ相談するのが安全です。
「修理で直るのか、交換すべきか分からない」「設置から10年以上経っていて不安」といった場合は、専門業者に点検してもらったうえで判断するのが確実です。給湯器の故障・修理・交換でお困りの際は、兵庫県を中心に対応する「ライフテックサービス」へお気軽にご相談ください。
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ライフテックサービスでは、故障の原因を見極めたうえで、修理で対応できるのか、交換したほうがよいのかを含めてご提案いたします。兵庫県で給湯器の故障・修理・交換をご検討中の方は、ライフテックサービスまでお気軽にお問い合わせください。
